ダニエル・リカルドの早期契約解除の件を受けて俄然彼を応援したくなった話

F1

2022年8月24日、ダニエル・リカルドが今シーズンをもって
マクラーレンから離脱すると発表しました。

分かっていてもショックだったリカルドの離脱

予てから噂されていた通りの結果になってしまいましたね。

とても残念です。。。

しかし一方で、長きに渡ってF1を見てきている身としては、
この世界では、この類の噂は実現してしまうということも知っていました。

いざ正式にリリースが出たのを知ると、
とても残念な気持ちでいっぱいになってしまいました。

リカルドはボクの推しドライバーではありませんでした。

屈託のない笑顔で多くのファンを魅了して、
思い切ったオーバーテイクを魅せてくれるとても良いドライバーですが、
特別に応援する対象だったかと言われればそうではありませんでした。

でも今回のマクラーレンとの早期契約解除の一件で、ボクはリカルドを応援する気になったのです。

サマーブレイクが明けたベルギー🇧🇪グランプリからはガッツリ応援させていただきます。

なぜ突然リカルドを応援したくなったのか?

それは、逆境を乗り越えてほしいから。
そしてリカルドが逆境を乗り越えようとする姿を自分と重ね合わせたいから。

いま、ボクは人生の狭間に立たされています。
どちらかといえばあまり良い状況ではありません。

まだ状況に変化はありませんが、なんとか好転させるために行動しています。

世の中成功している人もいれば、うまくいかない人もいます。

そしてそれはモータースポーツの頂点であるF1でドライブしている、
いわゆる成功している人でも同じことです。

でも、F1ドライバーは決して弱音を吐きません。
状況が良くないことは認めつつ、自分はまだトップドライバーであることを信じて、
次の活躍の場を求め行動します。

ボクはそんなF1ドライバーの力強さをずっと見てきて、
そして憧れてきました。

だから、タイミングが合わずに力が発揮できなかったことで
お払い箱にされたドライバーに再起を期待したいのです。

そして、勝手ながらもその姿に自分を重ね合わせて、自分の力にしたいと思っています。

だから、今回のことでリカルドがボクにとってとても近い存在になり、
だから、リカルドを全力で応援することにしたのです。

リカルドの前はベッテル

最近まで逆境に置かれていたドライバーがもう一人いましたね。

今シーズンを以て引退するセバスチャン・ベッテルです。

2020年シーズンに、セバスチャン・ベッテルはフェラーリから「追い出されました」。

その前年、新進気鋭のシャルル・ルクレールがチームメイトになり、
エースだったベッテルと互角、もしくはそれ以上の結果を出したことでチームはルクレールをエースに据えることを決意。

そして2020年シーズンが始まるまさに直前、
ベッテルに対し契約の延長はしないことを告げるという暴挙に出ました。

ベッテルは、チームにもう期待されていないと公言された状況で
1シーズン走らなければならないという憂き目に遭ったのです。

近年のF1の契約絡みであれ程酷い扱いは見たことがありません。

期待されていないことが雰囲気で伝わってくるのも辛いですが、
一方的に明言されるというのもとても厳しいものがあります。

しかしベッテルはフェラーリへの愛情と感謝をもって契約満了まで走り続けることを選びました。

ただシーズンを通じてベッテルから笑顔が消え去ってしまいとても辛かった。

ベッテルに学んだ逆境下の振る舞い方

普通であれば、期待されてない境遇に追いやられたら、組織のために力になる気力もなくなるでしょう。

しかしベッテルはそうしませんでした。

どんな状況に置かれたとしても、その境遇から逃げ出すようなことはしたくなかった、
負けたくなかったのではないかと思います。

ベッテルの献身的な姿はとても痛々しく映りながらも、
逆境にある時はなおさら、自分を見失うことなく、自分にできることを一生懸命に行うのみということを教えてくれました。

逆境に置かれたとき、どう振る舞うか、どう行動するか。

ボクはセバスチャンに学ぶことがとても多くなり、
彼を特別に応援してしまうのも自然な成り行きでした。

アストンマーチンへの移籍が発表された時には、
何よりもまず安堵したことを覚えています。

フェラーリ離脱が判明した時には、
F1で勝利を目指すことができるトップチームに空席がありませんでした。

F1は速く、強いドライバーだったとしても、
高いチーム力とマシン速くなければ勝てないスポーツです。

そのためトップチームで走れないことは、優勝から遠ざかることを意味します。

アストンマーチンは、もともとレーシンポイント(旧フォースインディア)というチームがブランドを変えたチームなので完全な新興チームというわけではありません。

しかし例え完全な新興チームじゃなかったとしても、
新しいチームがすぐに優勝争いに絡んでくるようなことはないということを知っています。

ただ、レーシングポイントはメルセデスマシンの完コピで躍進したチームだったので、
その勢いで古巣フェラーリをも食ってしまうこともできるのでは? と期待を持ったものです。

セバスチャンがアストンマーチンへの移籍で逆境を脱したことが、ボクに力を与えてくれました。

チームから見放され、もしかしたら引退しかとる術がない可能性もあったドライバーが、
自分が求められている環境でもう一度挑戦できる立場を手に入れることができたということが
ボクに希望を与えてくれました。

だから逆境に置かれたドライバーを応援する

ファンは、その時に活躍している選手、新しく出てきた勢いのある選手を応援したくなるのが普通かと思います。

ボクもかつてはそうでしたが、自分の置かれている境遇とベッテルの件を重ね合わせて見るようになったのをきっかけに、逆境に立たされたドライバーに注目するようになりました。

世界にたった22人しかいないF1ドライバーは、
レース界においてはエリート中のエリートです。

そんなエリートでも挫折を味わうことはあるのです。

ボクはエリートでもなんでもありませんが、
逆境に立たされたとき、彼らがどう打開していくのか。
その姿をF1に求めるようになりました。

打開しようとしているその姿に力をもらいたい。

リカルドの来年の去就はまだ決まっていません。
来季のシートを獲得するには、まだトップを争えるとチーム首脳を納得させる活躍が必要なのは言うまでもありません。

そもそも活躍できていれば契約解除になることもなかったので、
そこがとても歯がゆいところです。

でも四の五の言ってられないでしょう。
現在の状況で見せつけるしかありません。

とても難しいことだと思います。

とても難しいということは分かっています。

だからボクはリカルドを応援します。
応援することしかできないから。

リカルドならきっとこの逆境を跳ね返してくれるはずです。

そして、ボクは跳ね返すだけの力をまだ彼が持っていると信じたい。

それを信じて今年のF1を見届けていきます。

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