「褒めて伸ばす」ためにこどもにもっと積極的に関わってみては?

褒めて伸ばす

『褒めて伸ばす』

もはや現代においては子育て、教育の格言です。
育児に関する本や記事、ブログを見て、この文言を見ない時はありません。

現代の親は、子育てにおいてはこの格言に縛り付けられているようです。
かくいう私もそのうちの一人です。

しかし、「褒めて伸ばす」と頭では理解していても、なかなかうまくいかないものです。
先日も、息子くんを褒めるどころか、大いに叱ってしまいました。

もちろんその後は甚だしい自己嫌悪でした。。。

「褒めて伸ばす」を是非実践していきたいと日々試行錯誤を繰り返しているのですが、
実践できそうな考え方について書きたいと思いました。

つい、褒めるどころか叱ってしまうというみなさんの参考になれば幸いです。

お願いを聞かずに帰ってきた息子くん

その日は妻も私も在宅ワークの日。
そしてその日に限って小学校は午後1時30分までの短縮授業。

息子くんが学校からそのまま帰宅すれば二人とも仕事がピークな頃。
その日は授業が終わったらキッズルームに行ってくるよう息子くんに話をしました。

息子くんからは了解の返事をもらいましたが、

「間違ってそのまま帰ってきちゃったらどうする?」

なんてことを冗談めいて聞いてきました。

本当ならそこで何かおかしいと気づかなきゃいけなかったのでしょう。
学校へ行く時間も迫っていたので、さっさと送り出しました。

そして迎えた午後2時前。

プルルルルッ

家の呼び鈴がなって出てみるとモニターの向こうには息子くんが。。。

「ただいまっ!!」

それはもう最近聞いたことがないくらいの元気な声。

息子くんの元気さとは裏腹に、妻と顔を見合わせて「帰ってきちゃったか〜」の表情。

帰ってきたものは仕方ないのですが、妻は少々イライラしながら
お願いしたのにどうしてそのまま帰ってきたのかと尋ねています。

実際は理由を聞きたいわけではなく、叱るきっかけでした。

結局妻も私も仕事はしつつも、息子くんの相手をしないわけにはいかない状態でした。
緊急な用件がなかったのが幸いしましたが…。

妻は息子くんに言います。
仕事をしてるからキッズルームに行ってもらわないと困る。

息子くんは渋々謝りつつ

「でも、キッズルームはおもしろくないんだもん」

と言う。

学童とは違いキッズルームは楽しめていないようで、
以前からそのようなことは言ってたのです。

行った時でも、さっさと宿題だけ済ませて帰ってくるという感じでした。

学童での過ごし方は、息子くんのストライクゾーンだったのでしょう。
その反動でキッズルームがおもしろくないようです。

それなら学童に戻してあげればと思うところもありますが、
費用や行く機会の少なさを考えると妻はそう簡単に学童に戻したくないようです。

それよりも、今回は、お願いしたのに勝手に帰ってきたことにイライラしています。

実は「褒めて伸ばす」は実践している

「褒めて伸ばす」ってこういう時難しいですよね。
っていうか、こういう時はできない。
褒めるところがないもの。

そして、親子で言い合いするのは、実はこういう原因が多い。

「褒めて伸ばす」は実はやってるんですよね。
勉強で分からないことがあったりしたときやテストの点数が良くなかったときは
みんなやってるんですよ、おそらく。

でも

・お箸の持ち方が直らない
・食事の時に足をぶらぶらさせる
・肘をついて食事する
・口に食べ物を入れたまま話す
・食べる姿勢が悪い 猫背になっている
・時間になってもお風呂に入らない
・宿題をしないで遊ぶ
・自分で決めたことを守らない

こういう時にこどもを叱っているんだと思います。

褒めるところを探す

こういう時って、こどもを褒める要素がないですよね。
だって、もっとこどもが小さい時からずっと言い続けてるはずのことばかりだからです。

何度も言ってることをしない。
そのことについては褒められない。
というのが人というものでしょう。

しかし!
そこで、敢えて褒めるというのはどうでしょうか。
褒めるためにウソをつくわけでもなく、台詞を読むわけでもありません。

褒められるところを探すのです。

行為をそのまま受け取ればもちろん褒められません。
でも親が注意していることを止められないのには何か理由があるはずだと、
こどもを信じるのです。

相手の立場になってみるということですね。

それをしてしまうのは親に話せない理由があるのかもしれない。
うまく言えないけど、止めようと努力しても止められないのかもしれない。

そう思ってみると、息子くんの本音に一歩近づけるのかもしれません。

キッズルームに行ってきてほしいというお願いを聞かずに直接帰ってきてしまったという
今回のことを考えてみると、

もともとキッズルームは楽しくないという事情があったというのは大きな理由かと思います。
息子くんは行きたくないと思っているけど、親の都合で行かなきゃならない。
でも、そうは言ってもやっぱり行きたくないものは行きたくない。
だから帰ってきた。。。

まぁ理解できることですね。

もし可能であれば、両親の仕事が終わるまで
大人しく本を読んでいたりしてっくれたら最高でしたが、そこは叶わず。

でも、息子くんのキッズルームがおもしろくないという気持ちは、
妻や私が思っていたよりも実はもっと大きく、
それを引き出せていなかったという事実はあるのだと思います。

ここで、褒めるところを見つけるとすれば、
自分の心の素直な声に従って行動した
というところでしょうか。

こういう側面は褒め、一方で妻や私は仕事をしているということを理解してもらえれば良かったのかもしれません。

「褒めて伸ばす」ために、今よりもっとこどもに関わりましょう

「褒めて伸ばす」ということは、
流れに身を任せるだけではなく、
積極的にこどもと関わっていくこと
というように理解ができる出来事でした。

「褒める」は「ただ」褒めるだけじゃなく、
数式のように褒めるをただ当てはめればいいということでもなく、
探すことで初めて成立します。

物事に対して直接的な見方だけしていると、

親のお願い  ➡️   守ってくれなかった

というだけになりますが、

自分の気持ちに素直に従って行動した

こういう発見ができれば、
長い目で見た時、そして息子くん自身のことを考えた時、
こっちの方が何倍も良いことですよね。

「褒めて伸ばす」とは、非常に奥深いですね。

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