Wシリーズ 2022年ドライバー紹介 Bruna Tomaselli(ブルーナ・トマセリ🇧🇷)カーナンバー97

ブルーナ・トマセリ

2021年、2度の挑戦を経てようやくWシリーズに参戦することが叶ったトマセリ。

しかしトマセリのWシリーズ初挑戦は、チームメイトのジェイミー・チャンドックが2度目のチャンピオンを獲得した一方でランキング15位で終わります。

これまでさまざまなカテゴリーに参加し、ほとんど唯一の女性ドライバーという環境ながらもいくつもの表彰台を獲得してきたトマセリ。

チャンピオンの働きぶり、走り方を間近で見てきたトマセリは、2022年のWシリーズで上位を獲り、
大きなステップアップを実現したいと目論んでいるはずです。

Wシリーズに至るまでのトマセリの歩み

幼い頃からクルマに夢中で、7歳のときに初めてレースに出場した。
当時のレース参加者の中では女子は唯一の存在で、経験豊富な男子ドライバーと競い合いながら表彰台に登ったこともあります。

2013年に、他国のフォーミュラ・フォードに相当するカテゴリーであるブラジルのフォーミュラ・ジュニア選手権に参戦しました。

そこで2シーズンを過ごした後、フォーミュラ・ルノー1.6のレギュレーションで走る南米F4に参戦。
初年度はランキング6位、そして2年目は5回も表彰台に登りランキング4位を獲得しています。

2017年に渡米したトマセリは、USF2000ナショナルチャンピオンシップを通じてロード・トゥ・インディに参加。同年はスポット参戦だったが翌2018年からはフルタイム参戦する。

フルタイム参戦1年目はランキング16位、2年目はミッド・オハイオで初じめてトップ5でフィニッシュしたこともありランキング8位まで上昇した。

※「ロード・トゥ・インディ」とは、北米大陸のオープンホイールカーレースの最高峰インディカーシリーズへの登竜門としてUSF2000、プロ・マツダ チャンピオンシップ、インディ・ライツの3カテゴリーのチャンピオンに、次なるステップへと進むための奨学制度。

USF2000のチャンピオンはプロ・マツダへの参戦サポートが、プロ・マツダのチャンピオンはインディ・ライツへの参戦サポートが、インディ・ライツのチャンピオンはインディカー・シリーズへの参戦サポートが与えられる

2011年から開始されたこの奨学金制度は2018年末を以って終了となっている。
(Wikipediaより)

2019年、Wシリーズのプレシーズンテストに参加したが、出場は叶わなかった。
しかしトマセリは翌年に再挑戦し、見事20人の出場ドライバーの1人になることに成功したのです。

残園ながら2020年シーズンは新型コロナウィルスの感染拡大の影響でシリーズが開催されなかったが、
翌2021年はチャンピオンのジェイミー・チャドウィックとともにベローチェレーシングから出走。

年間8レースのうち2度の入賞、ランキング15位でWシリーズ初年度を終える。

残念ながら翌年のWシリーズに無条件で参加できるシード権は獲得できなかったものの、
2022年のプレシーズンテストを成功させ、レーシングXから出場となる。

「バルセロナでのWシリーズプレシーズンテストが成功し、レーシングXで新シーズンをスタートさせる準備はできています。」

「Wシリーズへの参加初年度だった昨シーズンの自分には満足しています。今シーズンはより良い結果のためにプッシュしていきます」ーブルーナ・トマセリ

Wシリーズ公式ホームページより

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